konokuninohana’s diary

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海野にハマった話とかエトセトラ。

最近、Twitterで古今さん以外の存在の話をしたりイラストを上げたりしています。

そのものの名は、海野六郎

わかりきっていることながら説明すると、「舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士」に登場する真田十勇士のひとりです。シルクハットを被りきゃあきゃあと嘘ばかりつく陽気な雰囲気の男。武器は2振りの刀の柄頭をくっ付けた双頭刃(そういえばこれ刀種なんの扱いなのか……?)。

 

宗教上の理由で天伝にほぼノータッチだったわたしは、その続編ということもあり无伝にも上演当時一切触れずにいました。配信も見ていない。

でも、周囲からの情報で十勇士よいらしいとか評判は聞いていたし、一応公式サイトの写真くらいは見ていました。で、その当時からまあ、めちゃくちゃわたしの好みの男いるなあと知ってはいた。

わたしはシルクハットが好きです。映画版のウィリーウォンカとかマッドハッターの影響もあってか中学時代から好きで、お恥ずかしながら自分でも被っていました……。だってかわいいのだもの。

わたしは態度が胡散臭い男が好きです。未履修のヒプマイに対して「絶対に作家が好きだと思う」と公言するくらいにわかりやすく好きです。ちなみにわかりきっているのでヒプマイには未だ触れていません。

だから、噓つきシルクハットな男がいるというならまあ、きっと好きだろうとはわかっていました。だからといって舞台見に行ったりグッズ買おうとはしない程度に。ちなみに今、後者についての判断を死ぬほど後悔していますがまあそれは置いておいて。

 

天伝无伝共に円盤は予約購入していました。なぜなら刀ステだから。

未だ虚伝再演のカレンダーが部屋の壁に掛かっている程度にはかの舞台作品群に思い入れいっぱいです。まあ、だから天伝見られないんですけど。

そんな感じで、でも一応1回は天伝も再生したワ……という状態で无伝の円盤もお迎えしました。続編とはいえこっちには別に懸念事項はなかったので速攻再生しました。

 

十勇士、すごかった……。

 

正直、最初は噓つきシルクハットがどうのとか関係なかったです。みんな、みんなすごくよかった……。

特に印象的だったのは、海野を除くと、十蔵と佐助です。

十蔵は、そもそもわたしがシルクハットと同じくらいにおかっぱの男が好きだというのが第一の理由。あと、おかっぱニーハイという可愛い装いに反して男らしくアニキな性格もとても好きです。鎌之助のお兄ちゃんだかお母さんだか感も大変かわちい。

佐助は、元も子もない話ですが顔がめちゃくちゃめちゃくちゃ好きです。遺伝子レベルに刻まれた好みの顔していてびっくりした。別界隈でゆるく応援している推しがお衣装も顔も声も佐助そっくりなので笑いました。

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↑その情熱で描こうとしていた下描き。どうしても十蔵以外が気に入らな過ぎて没になり、↓のようなツイートになりました。

でもその後ちゃんと海野は描いた。佐助はなんでか未だ描けないですね。

タグをお借りしたのでFF外の方からも反応いただけてとても嬉しかったです。

 

で、海野についてなんですけれども。

ツイートからしてわかるのですが、円盤初見時はわりと「うんうんわかる~好みのキャラだわね~」くらいのテンションだったんですよね。そんな感じで上の2枚とかを描いて上げて。でも、イラストの資料として演者さんのツイートのお写真を漁ったり円盤を見返すうちに、どんどん余計に好きになりました。

ていうか、Twitterで演者さんの上げてらっしゃるお写真の海野がどれもこれも可愛すぎるんですよね。まず表情が可愛い。だいたいチシャ猫みたいなお顔をしている。あとポーズが、シルエットが可愛い。大体指先までポーズ決めていて足元は元気。脚を交差している率高いのですが、あのゆったりしたボトムのせいもありめちゃくちゃ可愛い。お人形さんみたい。

ていうか今書いていて気付いたのですが、わたし演者さんのツイートを見ることがなければここまで堕ちなかった気さえするんですよね。うーん罪深い。

あとこれはどちらかというと実写より二次元キャラで自覚していた癖(ヘキ)なんですけど、わたし、男の眉の形がその子と合っているのがめちゃくちゃ好きで。海野はわりかしちゃんと太さのある眉が髪と同じ色をしていて、その眉がくりくりっと表情を大きく愉快げに見せているのがとても好きです。可愛い。

可愛くて胡散臭いから、特撮の敵みたいで好きです。具体的にはダイレンジャーの初期敵怪人の人間態みたい(伝わらない喩え)。

なんか容貌のことばかり言っている気がするけれど、当然ながら台詞のひとつひとつも好きです。元気なお声のは視聴時に大体笑っちゃうけど。ただ、内面については彼ら十勇士の元となった講談などの真田十勇士についてもっと知ってからでないとあまり言及できない感はある。のでしない。

絵って、内面への見識や考察が浅くともお顔に対する愛だけは込められるので偉大。

そういえば実写人物を元に二次創作描くのが久しぶりすぎたのですが、もしや二次元ジャンルの子描くより若干得意かも……と思うなどしました。まあ、ちゃんと二次創作始めたきっかけは某バンドだし、刀以外でちゃんと絵描いてたの特撮なので当然っちゃ当然。

 

とりあえず、こんな感じに海野に狂い、海野の絵を描いたりしていたんですよ。

そしたら、これよ。

推し変(嘘)宣言の数時間後、永青文庫が来年度の展示予定を発表なさいまして。そちらに、冬季展示で古今さんがいました。大々的に。大展開です。

まあ、昨年度本当は永青文庫で展示したかったの知っていたし、別企画でやはり疫病による断念となった歌仙と共に、昨年や今年のリベンジといったところなのでしょう。

ただ、あまりにタイミングが良くてびっくりしただけで。

 

で、思えばこれが初めてだったんですよ。古今さんが顕現してから、がっつり他の存在を推すことが。

とはいえ全く他ジャンルに触れていないわけではなく、フォロワーさんに布教された忍たまのアニメ映画や二次創作は見ていたけれど*1。前述の佐助に似ている推しの現場にも行ったけれど*2

でも、めちゃくちゃ画像漁ったり何枚も絵を描いたり……っていう程度の熱量を向けたのは、海野が初めて。古今さんと出会って1年半と少し経つけれど。だから冗談とはいえ推し変だの浮気だの言うてたし。

ていうか、意識的に他のコンテンツ深追いすることを避けていました。古今さんから逃げないために。

逃げないって何ぞといった感じですが、わたしにとって古今さんという存在やそれを好きでいることに自己肯定だの存在価値だのを託してしまっているので、古今さんを推している日々は大体しんどいけれども、そこから逃げると自分の価値さえ失ってしまうんですよ。何言ってるかわからんけどそういう感じで。

 

だから、一応は別のジャンルではない領域の刀ステで推しができちゃったのは事故みたいなものでして。

結果として、この事故はとっても良いことだったなと思っています。

なんせ、海野好きでいて今後わたしに負担がかかることは殆どない。ステショのブロマイドが手に入らずひいひいしてはいますが、今後新しい展開が来ないであろう相手なので既にあるグッズに多少必死になろうとそこまでしんどい思いはしないで済みます。

演者さんの他作品追い始めたらオワリですが、わたしは既に2度それでやらかしているとっても賢いので、演者さんに対してはあくまでも「推しを演じていらした人」という認識でいます。ていうか過去やらかした道を辿りたくないので薄眼でしか見ないようにしています。えへ。

正直、十勇士だけ推すなら二次創作しかしない1番ライトで気軽なオタク生活を送れる。

なので、既に自分のキャパを越えた負荷の「(自称)古今のTO」と難なく両立できる!!!

わたしは過去に別ジャンルで「しんどい!無理もうやめる!!」とぶち切れて、推しのこと全然好きなのにオタクやめたことがありまして。推しから逃げたわけです。これはある種の成功体験として、わたしの中では「いつでも推しから逃げられる」というイメージに、そして古今さんに対してもその手段を行使してしまう日が来るのではという懸念となっていました。

でも、今はしんどいなら「海野に浮気しま~す!……まっ、嘘なんだけどねぇえ!!!!!」とかって言っちゃえるんですよ。わざわざオタクやめなくても、1泊2日とかのプチ逃げができちゃう。そんでもって結局刀というコンテンツからは離れてないから情報とかの点で浦島太郎にはならないし。

これって、むしろ古今さんを長く推しやすくなったのかもしれないなって。

 

長々書きましたけど、結論として今まで通り古今さんには必死になってげろげろして、それに疲れたらまるで海野のオタクですよ~みたいな顔して息抜きしていこうと思います。おわり。

*1:照星さんが好きです。あと雑渡昆奈門とか田村三木エ門。箱としては4年生かわちいねという感じ

*2:1年以上ぶりなのに認知続いていて震えた。帰りに古今さんのタぺ引き取ったりした思い出