演者の顔に抗えない話とステ古今大反省会(大失礼)
そもそも別に、塚本凌生の顔をdisったことはおそらく1度もないわけですが。顔以外のあらゆる要素を誹謗してきた自信はあるので、顔面に抗えず舞台に軽率に行ったりインライや次仕事を楽しみにしている現状には、結構敗北感があったりします。
悪いのはDミュくんなんですって。
知らんソシャゲ原作だしつまんないだろうし、そもそも代役だし……と、公演始まってキャラビジュ出たら行くか考えよーって思ってた(よくよく考えると、行く選択肢があった時点で大概に敗北してる)。
そしたら、まーあ浅霧巳影ってば盛れてるじゃないですか。
つい原作スト履修してしまったばななも、ついついチケット購入してしまったばななも悪くない。ついでにチケットくらいの値段のする紙切れ(またの名をリピーター特典ブロマイド)まで手配してしまったのもわたしのせいじゃない。
で、ステラボールで改めて「顔に抗えない……」となって帰ってきたんですけど。途中までは恥じらいあったけど終盤とかは基本ずっとオペラグラスで顔面見てたもんな。わたしは塚本さんの横顔をとてもとても評価してるので、致死量の横顔を見られて数日間うなされました。Eラインのばけもん、目には良いけど心臓に悪い。
それこそ科白劇開幕前、まーオフショで見るに座組で1番顔は好きかなーって言うてて。開幕後は顔面以外の要素に怒り狂ったりしてたので、顔のこと忘れてたんですけど。
多分、塚本さんへの見方が如実に変わったのは綺伝観劇後で。それまでは、まあ古今役だから見て騒ぐけど、どっちかというと無関心寄りではありました(無関心なのに自撮り反転に凸してたの?)。けど観劇後、まず一部フォロワーに「そんなに首太くない」などと過去の自分の誹謗の訂正をする羽目になりまして。しかしまあ演技の悪口は言ってたしTwitterでの発言に怒り狂って暴れたりはしていたんですけど、今まで以上に最悪なのは“無関心”じゃなくなってたことなんですよね。だからこそ嫌なことあったときの暴れ方がひどかったけれど、ふつーに容姿には陥落しつつあったって訳で。
過去推してた男のうち、いわゆる舞台俳優で顔良い!って思って推してた人ってあまりいないんですよね。演技とか、ダンスとか、そういう要素で推してたので。だから舞台で定点するにしても、顔だけを永遠に見続けるみたいなやつってDミュが初めてだっただろうし。
どちらかというと好きな俳優の顔好きでないこと多くて、他者に見せるときも「いや、顔で推してはないんだけど〜」って予防線張っちゃうようなことばかりでした。でも、最近わたしは塚本さんのTwitterに対して引用RTで堂々と顔を褒め称えているので、これは異常事態です。顔面に抗えていない。
別に、塚本さんのお顔がすごく好みとかってわけではないです。本来わたしはくっきりしたお顔が好みなので。でも塚本さん薄いじゃないですか、顔。なので全然好みではない。なのに顔に陥落してファン♡になってしまっている。おかしい。多分綺伝で見て思ったより5億倍は容姿が良かったのと、ステファンサイトの新年コメント動画?がめちゃくちゃ顔盛れてて横顔のやばさに気付いてしまったのがまずかった。そのうえかくも盛れてる浅霧見たらそれはもうだめです。だめでした。
そんな、厄介原作厨を顔面で陥落させファンチにジョブチェンジさせた塚本さんなんですけども。
ここしばらくで出演された作品規模は刀ステ>>>Dミュなのですが、恐らくウケとかレートは全くの真逆でして。今更説明するまでもなくステ古今のグッズは死ぬほどメルカリで叩き売られているし、わたしは本垢のDMで押し売りされかけたこともあります。一方のDミュは、まあそもそも代役なのでグッズと言えるグッズが全くないんですけど、唯一のお写真であるリピーター特典はTwitterだと求ばかりで多分めちゃくちゃレート高いです。メルカリでは5k以上で秒で売れていましたこわい。
まあ当然に原作内キャラレートも段違いなんで一概に比較はできないけれど、浅霧が原作同様のレートを保っているであろう状況に対して、古今はほぼ確実に原作よりレート低いんですよ(大失礼)。まあ原作古今とて高レートではないのでわたしが満足しちゃった都結びスクエアとかは結構叩き売られているけれど、モノによってはそこそこ引く手数多です。多分世界一古今のグッズの出回りを監視しているので間違いない。
そこで、何故ステ古今は顔面のわりに人気がないのかを反省会しよう!という(大失礼)。
ていうかここから先まじで大失礼しか言わないので(大失礼)つけるのやめます。各自で幻覚の括弧書きを見てください。
反省材料、簡単にまとめると下記の内容だと、わたしは思っているんですけども。
・ステのヘアメイクはゴミ
・ドス効いた喋りすな
・やはり人間風情に古今は無理
1個ずつ、更に反省してみよう!
「・ステのヘアメイクはゴミ」
これ、古今に限らないんですけどね。
古今に関しては、まーあメイクがひどい。ステは多分公演期間はセルフメイクなのですが、それにしても最初に指導は入っているはずです。そこで目の周り真っ赤に塗れって教わってるんだと思うので、塚本さんは戦犯ではない。だって他男士でも同様にひでーのいるもん。
ただ、誰のせいであっても目の周り真っ赤でキラキラの古今は理解不能じゃないですか。あんなに瞼重くて顔死んでる立ち絵なのに……。
あと、眉をマスカラで色乗せるからなのか長いままにしてるのも嫌です。刈りたい。整えさせろ。塚本さんって眉と目の間隔が狭いんで、多少整えても間の抜けた風にはならないと思うんですよね。これ、感謝祭の頃に直ってたり…しないかな……。
「・ドス効いた喋りすな」
綺伝観劇後、容姿への好感と同じくらいにあったのが台詞の聞き取りにくさへの批判的な感想でした。当時は、まあ地声も低くて籠もり気味だし仕方ない(でも直せや)って思ってたんですけど。
でもDミュ見て思ったんですよね。古今のときより聞き取れるじゃん、って。
多分、台詞の言い方の問題だと思います。古今のときって原作のあのねっとりと特徴的な雰囲気を真似ようと意識されてか、かなり力の入った話し方をされているように聞こえて。一方の浅霧は、原作がもっと高い声でテキトーな口調することもあってか軽い感じに話すことが多く、そこが聞き取りやすさの違いになっているのかなって。実際、浅霧にしても終盤より序盤の適当な場面のほうが聞きやすかったし。
そもそものお声が低くて少し特徴的で、軽く喋ったとて軽い声にはならないんだから、古今を演るときももう少し力の抜いた台詞回しにしてくれたらいいのに……と思います。ただ、これは塚本さんなりに古今を演じようとしてのことだと思うので、あまり言えないけど。
「・やはり人間風情に古今は無理」
かわいい系でもない成人男性に脚出させちゃだめだし、人間の白目を黒く加工してはならないという学び。これは今後他の2.5にもし古今が出るならそこでも直面するし、恐らく解決方法のない問題なんですけど。
塚本さん、輪郭から首にかけてがしっかりしてるから茶の間ばななは古今のくせにいかちいって思ってたけど、実際にはかなり細身なんですよね。それでも脚出させちゃいかん。流石にかわいそうになってくる。でも、だからってもし女性らしい容姿の古今演者連れてきたらキャスティング担当者の古今への理解の浅さにブチギレます。
少し話ズレるんですけど、塚本さんって容姿だけで言うとわたしの古今の容姿の解釈には結構かなりそぐっていて。瞼の重たげな垂れ目で、塩顔気味で、男顔。とりあえずの必要条件はちゃんと満たしているんですよね。それでもなお、古今を人間が演るのは難しいんだな……と余計実感させられたわけですけども。
科白劇のトレブロの内番振り向き姿のものと行平ズ内番は、生身の人間にしてはかなり古今に似てるなあって思うんですけどね。けど、あれほど写真あって似てるのそれだけだし、全然塚本さんでしかないステショとかの方が魅力的なまであるので……。2.5、すべての子を出すべきって話ではないんだろうなって。
反省会結論
2.5に古今を出すべきではないが、既に出ている以上はせめてメイクとか良くなってくれるといいなー。
ちょっとおまけの話。
DREAM!ingと、めんどくさおたくの話。
DREAM!ingメインストーリー第2部(今回のDミュの原作)で、塚本さんの演じた浅霧巳影というキャラは結構やば行動をするんですけど。というのも、ペアの相方であり日頃から傍で何だかんだと支えている虎澤一生に対して、虎澤の秘密が暴露されるきっかけを意図的に作っていて(これは巳影ひとりの話ではないけど、発案者としては彼なので)。本人もユダとか悪い蛇と言ってるような、そういう子なんですね。
でも一方で取り乱した相手を支えるような行動もするし、そんな浅霧に対してあるキャラが言うんです。「何を考えていやがる」「矛盾だらけで気持ちわりいんだよ」って。結局のところ浅霧自身も自分が本当のところ何を考えているのか、何を望んでいたのか気付くのはもっと後なんですけど、この台詞が時々わたしにクリーンヒットしちゃって。
わたしの塚本さんへのスタンス、矛盾だらけで気持ちわりいんですよね。ファンチ…は愛しさ余って憎さ100倍って感じだと思うんですけど、正確にはわたしは悪感情のほうが先に立っていたように思うので、その形容もそうしっくりこなくて。
「いっぺん死なな治らへんわ」……というのは虎澤に対する浅霧の台詞だけれど、インライの中で塚本さんが浅霧というキャラの性格に向かっても引用していて。
実際DREAM!ingのストーリー内だと虎澤の性質って27clubの屋上から落ちて死んで(概念)も結局変わってなくない?!って感じなんですけど、まー、むしろ浅霧自身には当てはまるようにも、インライでの話聞いてなんとなくは納得して思えて。じゃあ、わたしもきっと、いっぺん死にでもしなければこの性格性質は変わらないわね!と(雑)。
浅霧の変化って、屋上で前述の言葉を言って虎澤の手を離したのがファクターになって、そこでようやく自分の行動の理由がわかったってことで。わたしはまだ以降のメインストーリーを読めてないのでその後の浅霧がどう生きてどう虎澤と付き合ってるのかを知らないんですけど、でも本人の心に変化があったのは確かでしょう。
わたしもいつか、自分の行動の理由とか理解できるのかね。いつかというか、できれば死なないうちにわかりたいね。
おわり。